朝倉彫塑館/谷中散策報告(散歩とグルメの会)

散歩とグルメの会では、今年5月の「皇居東御苑」に引き続き、11月25日に「朝倉彫塑館と谷中散策」に行ってきました。8人がJR日暮里駅に朝10時に集合しました。

まず日暮里駅の東西を結ぶ跨線橋:下御隠殿橋へ。橋の中ほどには脚下の鉄路を見渡せるバルコニー(トレインミュージアム)があります。JRの在来線・新幹線・京成線の通過を見ることができるのですが、残念ながら電車は通りませんでした。 続いて、南西方向に5分ほど歩いて本日の主要な見学場所である朝倉彫塑館へ。ここは彫刻家朝倉文夫のアトリエと住居を記念館としたものです。昭和10年に立てられたという木造家屋やコンクリート作りのアトリエの屋上にある庭園の素晴らしさにも感銘をうけました。

そこから2分ほど歩くと観音寺前に出ます。赤穂浪士ゆかりの寺院(住職の兄弟が四十七士のメンバー)ですが、ここは「築地塀」が有名です。40m ほど続く練塀で、瓦と粘土がミルフィーユのように層状に積み重ねられ、強度を保つ工法のようです。国の有形文化財とのことです。

次に、谷中霊園に行きました。樹木が鬱蒼と茂った古い墓所のようなイメージを持っていたのですが、意外と木々の背丈も低く、明るく感じました。幸田露伴ゆかりの五重塔の脇にある駐在所のお巡りさんは大変親切で、霊園の地図を手渡され、徳川慶喜や朝ドラで人気が出た牧野富太郎のお墓の所在地を教えてくれました。徳川家の霊廟は、初代の家康は久能山(日光に分祀)東照宮ですが、その後14代将軍まで、芝増上寺と谷中の寛永寺の霊廟で交互に祀られています。しかし皇室と所縁の深かった15代の徳川慶喜の場合は、徳川家菩提寺の寛永寺の徳川家の墓所ではなく、谷中霊園内に神式の円墳が建てられています。

昼食後、ゆっくりと千駄木方面に向かって散歩をして、日暮里駅に到着しました。